【初心者向け】プログラミング学習の始め方|挫折しない独学方法を徹底解説

エンジニアに転職するためには、プログラミングの学習が必要です。

しかし、実際にどのような方法で学習を進めればいいのかわからないという人も多いはずです。

適当にサイトや書籍を見ているだけでは、残念ながら転職に必要なレベルの知識を身につけることはできません。

この記事では、未経験者でも失敗しないプログラミング学習の始め方について解説いたします。

全くの初心者の方がプログラミングを始める時、何からすればいいのか全くわからないですよね。

ここからは、

  • 学習前に知っておくべきこと
  • 学習環境の整え方
  • 具体的な学習方法

の順番にプログラミング学習方法を解説します。

これからプログラミングを始めようと考えている方は参考にしてくださいね。

目次

【STEP.0】学習前に知っておくべきこと

早速、「プログラミング学習の始め方」について解説しますが、その前に3つだけ知ってほしいことがあります。

プログラミング学習を始めるうえで、非常に重要なポイントになるので、知っておいてください。

プログラミング学習前に知っておくべきこと
  • プログラミング独学は挫折することが多い
  • 効率を求めるならプログラミングスクールがベスト
  • 学習期間の目安は3ヶ月

プログラミング独学は挫折することが多い

まず覚えておいて欲しいことが、「プログラミングの独学は挫折率が高い」ということです。

「プログラミングは難しいもの」とイメージしている人は多いと思いますが、実際の挫折率はどのくらいかご存知でしょうか。

プログラミングスクール『侍エンジニア塾』のアンケート調査では、プログラミング学習の挫折率は87.5%(約9割)というデータがあります。

出典: 侍エンジニア塾

かなりの割合で「挫折や行き詰まりを感じている」わけです。

挫折してしまう原因としては、わからないことをすぐに質問できる環境がないことが挙げられます。

実際に私も独学をしていた際、何度考えても理解できない部分ができると、どんどん学習のモチベーションが下がってしまった経験があります。

学習を始める前に、独学は大変だということは覚えておきましょう。

効率を求めるならプログラミングスクールがベスト

プログラミングの学習方法としては、独学以外にも、プログラミングスクールに通うという選択肢もあります。

断言すると、最短でWebエンジニアに転職したい場合、プログラミングスクールに通った方が効率的なのは間違いありません。

プログラミングスクールは「高額」「誇大広告」「質が低い」など、その必要性については賛否両論あります。

ただ、カリキュラムやメンターの存在など、プログラミングの学習環境が整っていることも事実です。

特に、自分で学習内容やスケジュールを考えるのが苦手な人はスクールに頼ったほうがいいです。

もちろん、独学で全て完了するなら問題ありません。

ですが、独学で行き詰まってしまった時には「スクールに通う」という選択肢もあることは覚えておきましょう

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学習期間の目安は3ヶ月

続いて、どのくらいの期間学習すれば良いのかについてですが、基本的には3ヶ月くらいあれば十分だと考えます。

参考として、一般的なプログラミングスクールでの学習期間も約3ヶ月となっています。

これは、未経験からWebエンジニアとして転職活動ができるレベルまでスキルを身につけるのに最低限必要な期間になります。

1〜2ヶ月の学習期間では短すぎて、理解が浅いままになってしまうことが多いです。

3ヶ月を目安として、スケジュールを立てて、学習を進めるようにしましょう。

【STEP.1】プログラミングの学習環境を整える

では、ここからはプログラミング学習を始めていきます。

学習を始めるにあたり、まずは以下の2つの学習準備から始めましょう。

プログラミング学習を始める前の準備
  1. プログラミング学習に必要なものを揃える
  2. 学習するプログラミング言語を決める

準備1:プログラミング学習に必要なものを揃える

プログラミング学習をするために、必要なものは以下の2つだけです。

  • パソコン
  • インターネット環境(Wi-Fi)

既にパソコンをお持ちの方は、プログラミング学習のためにパソコンを買い換える必要はありません。今持っているパソコンで大丈夫です。

もしパソコンを持っていない場合、迷ったら『Macbook Pro』でOKです。

個人的にはパソコンにはお金をかけることをおすすめします。

パソコンの動作が早くなれば、作業時間が短くなることはもちろん、細かいストレスも軽減されるからです。

参考までに僕はMacbook Pro13インチを使っていますが、全ての動作が快適に行えており、不満に思ったことは一度もありません。

準備2:学習するプログラミング言語を決める

学習に必要なものが準備できたら、次は勉強するプログラミング言語を決めましょう。

プログラミング言語には様々な種類があります。

ひとつのプログラミング言語でなんでも出来るわけではなく、それぞれに得意分野があるんですね。

代表的なプログラミング言語とその言語で出来ることは以下のとおりです。

  • Webシステムの画面を編集する:JavaScript
  • Webシステムのデータを編集する:PHP / Ruby / Java / Python / Go / C#など
  • Webサイトを作成する:HTML / CSS
  • iOSアプリを作る:Swift / Objective-C
  • Androidアプリを作る:Kotolin / Java
  • 機械学習をする:Python

この中で、初心者が学習を始めるべきプログラミング言語はPHPかRubyです。

理由としては、プログラミング言語の中でも比較的コードが分かりやすく、初心者でも学びやすいためです。

Web開発の分野でかなり広く用いられているため、求人数が多いというメリットもあります。

プログラミング言語の種類や選び方については以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご確認ください。

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【STEP.2】ドットインストールでプログラミングの雰囲気を掴む

『ドットインストール』はプログラミングのレッスン動画配信サービスです。

まずは、プログラミング学習のとっかかりとして、ドットインストールの動画をザッと見ると「プログラミングでこんなことができるんだな〜」とプログラミングの雰囲気が掴めます。

見ておくべき動画は以下のとおりです。

[memo title=”MEMO”]無料でHTML・CSS・JavaScriptの動画は視聴可能です。
(プレミアム会員になればより多くの動画が見れます)[/memo]

【STEP.3】Progateでコーディング学習を進める

出典:Progate

動画をザッと見てプログラミングのイメージが掴めたら、次は実際にコーディングをしていきましょう。

Progate』は、Web上でプログラミングの基礎を学べる学習サイトで、初心者でも学びやすいのでおすすめです。

初心者におすすめな理由としては、環境構築が必要ないからです。

普通、コーディングをするためには、自分のパソコン上でプログラムが動く環境を作る必要がありますが、ProgateではWeb上でその手間が発生しません。

すぐにコーディングをするところから始められるため、初学者がまず第一歩を踏み出すには最適というわけです。

[memo title=”MEMO”]Progateのコースを全て受講するためには、月額980円の有料会員になる必要があります。[/memo]

学習1:HTMLとCSSを学ぶ

Progateではプログラミング言語ごとに、様々なコースが用意されています。

まずは、Webサイトの見た目を作っているHTMLとCSSについて学習しましょう。

受講するコースは以下のとおりです。

学習2:JavaScriptとjQueryを学ぶ

続いて、JavaScriptについて学習しましょう。

JavaScriptは主にWebサイトのアニメーションを得意とするプログラミング言語です。

HTML+CSSと組み合わせることで、簡単なWebサイトを作ることができるようになります。

jQueryはJavaScriptをより簡単に扱うためのライブラリです。こちらも併せて学習しておきましょう。

受講するコースは以下のとおりです。

学習3:バックエンド言語を学ぶ

続いて、バックエンドの開発で利用する「バックエンド言語」の学習を始めましょう。(この記事ではPHPを学習)

[memo title=”MEMO”]バックエンドとは、ユーザーが入力したデータの処理やデータベースへの保存、検索結果の出力といった「ユーザーの目に見えない部分」のことです。[/memo]

バックエンド言語を学べば、ユーザーからデータを受け取り、それを表示するなど、 実際のWEBサービスで必要な機能を作ることができます。

PHPであれば、受講するコースは以下のとおりです。

【STEP.4】言語の知識を深める

ここからは、言語の知識をより深めていく作業に移ります。

これまでの知識をより深く身につけていくためには、実際に動かして確かめるのが一番です。

したがって、Progateは卒業して自分のパソコンで学習を進めていきましょう。

環境構築からコーディングまでを一通り行えば、着実に力がつきます。

学習には以下の書籍を利用しましょう。

【STEP.5】UdemyでWebアプリの作り方を学ぶ

出典:Udemy

最後に、『Udemy』でWebアプリケーションの作り方について学習します。

Udemyは各分野のプロが達が、初心者でも分かりやすいように作成した動画を集めた、有料動画を提供するサービスです。

Udemyの動画では難しいことも有識者が噛み砕いて説明してくれますし、動画を見て確認しながら進められるので、独学でも挫折せずに進められます。

Udemyで受講しておきたい講座は以下の講座です。

こちらは、Webエンジニア関連では定番の講座であり、160レッスン&17時間とボリューム満点でコスパ抜群です。

プログラミングだけではなく、WordPressを使ってポートフォリオサイトを作ったり、HTML5アプリをスマホアプリ化してアプリストアで公開する方法までが解説されています。

[memo title=”MEMO”]Udemyには他にも魅力的な講座がたくさんあります。気になったものがあれば積極的に受講して知識を深めていきましょう。[/memo]

まとめ|まずは動画学習から始めよう!

プログラミングの学習方法について、必要となる前提知識から具体的な学習のステップを解説させていただきました。

改めてまとめると、以下のステップとなります。

失敗しないプログラミング学習のステップ
  1. プログラミングの学習環境を整える
  2. ドットインストールでプログラミングの雰囲気を掴む
  3. Progateでコーディング学習を進める
  4. 言語の知識を深める
  5. UdemyでWebアプリの作り方を学ぶ

まずはドットインストールを利用して、プログラミングの雰囲気を掴むことから始めましょう!

また、自分のペースでゆっくり進めていきたいのであれば独学でも問題ありませんが、「少しでも早くエンジニアになりたい!」と考えているのであれば、プログラミングスクールを利用することをおすすめします。

プログラミングスクールを利用すれば、最短ルートでWebエンジニアに転職できることは間違いありません。

できるだけ早くWebエンジニアになりたいという方やこの記事を読んで「独学は難しそうだなぁ」と感じた方は、プログラミングスクールを活用しましょう。

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