【未経験OK】AWSクラウドプラクティショナーの勉強方法まとめ

この記事ではAWS資格のひとつであるAWS認定クラウドプラクティショナーに最短で合格するための学習方法を解説します。

※AWS認定クラウドプラクティショナーは以降、”AWS CLF”と記載します。

この記事でわかること
  • AWS CLFの概要について
  • AWS CLFのおすすめ教材
  • AWS CLFに一ヶ月で合格する勉強方法

AWS資格の種類や取得するおすすめの順番を先に知りたい方は『AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを現役SEが徹底解説』の記事をご覧ください。

AWS CLFはAWS未経験の方でも、これから紹介する勉強方法を実践していけば割と簡単に合格できると思います。

この記事が合格を目指している方の参考になれば幸いです。

目次

AWS CLFとは

引用:AWS認定 公式サイト

AWS CLFとは、AWS認定資格の中でも土台となる基礎が問われる資格です。

CLFは基礎コースの資格であり、上の写真のように『6ヶ月間の基礎的なAWSクラウドと業界知識』とあります。

この資格はAWS初学者だけでなく、IT業界の非エンジニア(マネージャーや営業職等)も取得することが多い資格となっています。

AWS CLF試験の概要

試験の詳細はこちらの通りです。

試験時間90分
受験料11,000円(税別)
問題数65問
合格最低点700点(1000点満点)
受験場所自宅でオンライン受験(ピアソンVUE)
もしくはテストセンター
出題範囲クラウドのコンセプト:26%
セキュリティとコンプライアンス:25%
テクノロジー:33%
請求と料金設定:16%

※各分野毎に問われる内容の詳細はこちらの最新試験ガイドで確認できます

AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) 試験ガイド

AWS CLFの合格率

AWSは資格の合格率を公表していません。

ただ合格点は明示されており、1000点満点中、700点以上で合格できます。

合格基準は、基礎レベルの試験では 700 点、アソシエイトレベルの試験では 720 点、プロフェッショナルレベルとスペシャリティの試験では 750 点となっています。

AWS公式サイト

合格したかどうかは試験を終了したその時にすぐに分かります。(パソコンの画面に合格か不合格か表示されます)

AWS CLFの難易度

AWS CLFの難易度や独学でも合格できるかについてですが、結論、AWS CLFは独学でも合格できます。
※もちろんある程度の勉強は必要です。

ちなみに、僕が受講した時はAWSという名前は知っていても、各サービスについては全くわからない状態でした。

もちろんクラウドの実務経験もなかったのですが、1ヶ月の勉強で合格することができました。

CLFはAWSの資格の中では1番難易度がやさしいものになります。(なのでAWS初心者の方は初めに受けるのが方がおすすめ)

AWS CLF対策におすすめの教材

ここからは僕が合格するために利用した中で特におすすめの教材を紹介します。

  1. AWS認定クラウドプラクティショナーAWS認定資格試験テキスト
  2. Udmey:【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集

①AWS認定クラウドプラクティショナーAWS認定資格試験テキスト

おすすめポイント
  • サービスの全体像が把握できる
  • 各章毎に練習問題が付いている

サービスの全体像が把握できる

この書籍1冊でサービスの全体像を把握することができます。

なぜなら、この書籍は初学者のためのAWSの教科書と呼ばれているためです。緑本の愛称で親しまれているようですね。

教科書と呼ばれている通り、試験範囲に関わるサービスの全体像を網羅的に把握することができます。

本の目次
  • AWS認定資格
  • AWSクラウドの概念
  • AWSのセキュリティ
  • AWSのテクノロジー
  • コンピューティングサービス
  • ストレージサービス
  • ネットワークサービス
  • データベースサービス
  • 管理サービス
  • 請求と料金

各章毎に練習問題が付いている

この書籍は各章の末尾に簡単な練習問題が付いています。

そのため1章読み終える毎に、理解できているかを確認しながら読み進めることができます。インプットだけでの知識定着は難しいため、問題が付いているのは嬉しいですね。

ただし、この書籍の問題だけで試験に合格するのはかなり厳しいです。問題量が不足しているからですね。

ということで、たくさんの問題を解くために、僕はこちらの問題集を活用しました。

②Udmey:【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集

おすすめポイント
  • 豊富な問題量でアウトプットに最適
  • Webならではの充実した解説

豊富な問題量でアウトプットに最適

この模擬問題集には、8回分520問の問題が付いてきます。

問題はこちらのようにレベル別になっています。

問題内容
  • 模擬試験(基本レベル①)
  • 模擬試験(基本レベル②)
  • 模擬試験(応用レベル①)
  • 模擬試験(応用レベル②)
  • 模擬試験(応用レベル③)
  • オプショナル問題(難易度高)模擬試験3回分195問

問題量は十分なため教材の題名にある通り、「この問題だけで合格可能」です!

実際に私もこの問題集はこちらだけで合格できました。

ちなみに、最後のオプショナル問題は難易度が高めなので、解かなくても大丈夫です。もちろん解けるのがベストではありますが。

Webならではの充実した解説

こちらの模擬問題集には、それぞれの問題について解説がついています。

この解説がとても充実しているのも良い点ですね。正解の選択肢だけでなく、間違いの選択肢についての解説もしっかりしており、「なぜ間違いなのか」がわかりやすいと感じました。

解説にはイラストも豊富に使われています。

また、AWSの独自の用語などはAWS公式サイトへのリンクもついているため、より詳しく知りたいときにはすぐに公式サイトで確認することも可能です。

これが非常に便利で、気になった時にリンク先で即確認できるのはWeb問題集の大きなメリットですね。

ちなみにUdmeyは時々セールを実施することがあります。こちらの問題集もセール対象になっている場合があり、その際は1,000円台で購入することもできます。

安く購入したい方はセール情報がないか、こまめにチェックしておきましょう!

AWF CLFに1ヶ月で合格するための勉強方法

ここまでおすすめの教材についてご紹介しました。

次からは実際に僕が合格するまでに実施した勉強方法をご紹介します。

このような方法に沿って、1ヶ月集中して勉強を進めていきましょう。

1週目
AWS認定資格試験テキストを一読する

まずは参考書での学習で基本的な用語等を理解します。

2週目
Udemyの模擬試験(基本レベル)を受ける

わからない問題が多々あると思いますが、自分のレベルを確認する為にも時間をかけて受けます。
間違えた問題や回答に自信がなかった部分は解説や参考書を見て復習しましょう。

3~4週目
Udemyの模擬試験を繰り返す

基本レベル①~②,応用レベル①~③の問題を繰り返して受けます。
85%前後の正解率があれば、試験に合格できる水準に到達しているはずです。

それぞれもう少し詳しく解説しますね。

1週目:AWS認定資格試験テキストを一読する

まずはAWS認定資格試験テキストに軽く1周目を通します。

注意点としては、ここで完全に理解しようとしないことです。なぜなら、問題集を繰り返し解くことが合格への近道だからです。

そのため、この時点では「このサービス名見たことあるなぁ」くらいで全てを理解しようとしなくて大丈夫です。1週間で集中して読み切りましょう。

参考書でインプットするはとても大事です。
ただ、記憶に定着させるのに最も有効な方法はアウトプット(問題を解くこと)なので、インプットばかりに時間をかけないように注意しましょう。

2週目:Udemyの模擬試験(基本レベル)を受ける

2週目からはいよいよ模擬問題集に着手していきましょう。

初めのうちは、わからない問題が多々あると思いますが、気にしなくても大丈夫です。自分のレベルを確認する為にも時間をかけて受けましょう。

間違えた問題や回答に自信がなかった部分は問題集に付属の解説を読んだり、参考書(AWS認定資格試験テキスト)を読んで復習も忘れずに。

基本レベルだけで140問あるので、かなり大変ですが、しっかりと復習して知識をつけていきましょう!

※よく出るAWS独自の単語などはまとまったサイトで確認するのもおすすめです。

3~4週目:Udemyの模擬試験を繰り返す

ここからはひたすらアウトプットを繰り返します。

基本レベルの正解率が80%くらいになったところで、次のレベルの問題集に移りましょう。

ここでも同じようにわからない問題・間違った問題はしっかり復習することを忘れずに。

Udemyの問題集は間違えた部分だけの復習もできるので、そういった機能を活用して苦手をつぶしていくのがよいですね。

そして基本レベル①~②、応用レベル①~③が解けるようになった方は、知識が定着しているうちにすぐに試験を受けるようにしましょう。

試験への申し込みはこちらの公式サイトから行えます。

まとめ|最短ルートでCLFを取得しよう

今回はAWS CLFのおすすめ教材と勉強方法をご紹介しました。

この資格は短期集中すれば、必ず取得できる資格です。そのため、だらだらと勉強しないことが合格への近道となります。

「資格取得なんてできない」「自分にはハードルが高い」

こう思っている方もこの方法で必ず取得できるようになると思います。まずは1つ資格を取得することで達成感を味わいましょう。

そして、資格取得後には次のレベルへの挑戦、そして実際にAWSを触りながら技術力も向上させていきましょう。

AWS初学者向けのおすすめの講座はこちらで紹介しているので、良ければ参考にしてみて下さい。AWSアカウントの作成から各サービスの概要までしっかり学ぶことができます!

【2022年】AWS初心者おすすめ!これさえやっておけば間違いないUdemyコース1選!
AWS初学者におススメのUdemy講座を1選だけ厳選してご紹介します。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。この記事がAWS CLF取得を目指している方の参考になれば嬉しいです!

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